夏の日差しが強くなると、肌の紫外線対策に気を配る方が多いですが、目の紫外線対策はどうでしょうか?特に、屋外でスポーツをする人にとって、目の保護は健康を守るために非常に重要です。この記事では、紫外線が目に及ぼす影響と、その予防およびケア方法について解説します。
紫外線が目に及ぼす影響
紫外線は、私たちの目にさまざまな悪影響を与えます。目が日焼けすると、次のような症状が現れることがあります。
光線性角膜炎・結膜炎
目の表面が紫外線により炎症を起こし、痛みや充血、涙が止まらないなどの症状が現れます。これらは一時的ですが、非常に不快なものです。
白内障のリスク増加
長期的に紫外線を浴び続けると、レンズの透明度が低下し、白内障のリスクが高まります。
網膜へのダメージ
紫外線は網膜にもダメージを与えることがあり、これが視力低下につながる可能性があります。
黄斑変性症のリスク
黄斑部にダメージが蓄積されると、加齢黄斑変性症のリスクが高まることがあります。
私は20数年少年サッカーのコーチをしていますが、夏のお肌の紫外線対策は講じていましたが、目は無防備で紫外線対策は何もせず無防備でした。
ここ5年くらい目の焦点が合わないくて見にくくなることが時々ありました。健康診断の時コンタクトをしているのも関わらず、両眼とも「0.3」という結果。でも普段はコンタクトをしていてよく見えています。明るいところでは「1.2」でした。
健康診断には両眼とも「黄斑部異常」、精密検査要す、と書かれていました。因みに2年前の健康診断では異常の疑い→今年は異常と断言されました。
精密検査を受けたのですが、異常はなしとの診断だったのですが、医者から何かスポーツやってますかと聞かれ、サッカーのコーチをやっていますと答えるとすぐ返答が返ってきました。
「紫外線による目の日焼けだね。このままだと失明したり、白内障になるかもしれないので、UVカットのサングラスをかけた方がいいよ。」
紫外線はお肌に悪いだけでなく、目にも天敵なのです。
ここの記事参考にしました。
では紫外線対策についてみていきましょう。
スポーツ愛好者におすすめの目の紫外線対策
紫外線から目を守るためには、以下のような対策を取り入れることが重要です。
UVカットサングラスを着用する
高品質なUVカットサングラスは、99〜100%の紫外線をカットし、目の健康を守ります。スポーツ向けのサングラスは、顔にフィットするデザインで、側面からの光も防ぎます。また、偏光レンズを選ぶと、眩しさや反射光も軽減できます。
広いつばの帽子やバイザーを使う
サングラスだけでなく、広いつばの帽子やバイザーを併用することで、顔全体に影を作り、目への紫外線の直接的な照射を減らすことができます。
HUGO BOSSベースボールキャップ日差しの強い時間帯を避ける
午前10時から午後4時までの間は、紫外線が最も強い時間帯です。この時間帯の屋外活動を避けるか、特に慎重な対策を取るようにしましょう。
UVカットのコンタクトレンズを使用する
最近では、UVカット機能が付いたコンタクトレンズもあります。サングラスと併用することで、さらに目を守ることができます。
UVケアサングラスの効果
UVケアサングラスは、紫外線から目を守るために非常に効果的のようです。具体的なメリットを列挙します。
- 紫外線を99〜100%カット: 高品質なUVケアサングラスは、UVA(長波紫外線)やUVB(中波紫外線)をほぼ完全にカットします。これにより、紫外線による目のダメージを大幅に減少させます。
- 光線性角膜炎や光線性結膜炎の予防: 紫外線によって起こる目の日焼けや炎症を防ぐため、長時間の屋外活動でも目を保護することができます。
- 白内障のリスク低減: 長期的に紫外線にさらされると、白内障のリスクが高まるとされています。UVケアサングラスを着用することで、このリスクを減らすことができます。
- 網膜や黄斑部の保護: 紫外線は網膜や黄斑部にダメージを与える可能性がありますが、UVカットレンズがこれらのダメージを防ぎます。
- 眩しさの軽減: 特に偏光レンズを使用したUVケアサングラスは、眩しさや反射光を効果的にカットし、視界をクリアに保ちます。これにより、快適な視界を保ちながら紫外線から目を守ることができます。
UVカットサングラス選びの注意点
- レンズの色と効果: レンズの色が濃いからといって紫外線カット効果が高いわけではありません。必ずUVカット機能が明記されたものを選ぶことが重要
- サングラスの形状: 側面から入る光にも注意が必要です。顔にフィットするデザインや、カーブしたレンズを選ぶことで、より効果的に紫外線を防ぐことができます。
UVケアサングラスは紫外線による目のダメージを防ぐために不可欠なアイテムであり、特に夏の屋外活動やスポーツを行う際には、着用することを強く推奨します。
目が紫外線にさらされた時のケア方法
サッカーのコーチはUVケアサングラスは効果的ですが、選手はサングラスをつけてプレーすることはできませんね。
選手はもしも目が紫外線にさらされてしまった場合は、次のようなケアを行いましょう。
目を冷やす
目に炎症が起こった場合、冷やしたタオルやアイマスクで目を冷やすことで、痛みや腫れを和らげることができます。
人工涙液を使用する
目が乾燥している場合は、人工涙液を使用して潤いを補給しましょう。ただし、症状がひどい場合は、早めに眼科を受診しましょう。
外出を控える
目が紫外線にダメージを受けた後は、できるだけ外出を控え、さらなる紫外線の影響を避けましょう。
まとめ
目の紫外線対策は、夏の屋外活動を安全に楽しむために欠かせません。特にスポーツを楽しむ人は、サングラスや帽子を活用し、紫外線から目をしっかりと守ることが重要です。日々の対策を怠らず、健康な視力を保ちましょう!
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